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美容師がスキルアップするために学ぶべきスキルは?キャリアアップにオススメの資格も紹介

2025.12.25

美容師がスキルアップするために学ぶべきスキルは?キャリアアップにオススメの資格も紹介

活躍する美容師として長く働き続けようと思うなら、施術や接客のスキルアップ、資格の取得は欠かせません。

ここでは、「美容師がスキルアップできる技術」「スキルアップしていく方法」「スキルを活かして働く方法」について解説します。

スタイリストとしての幅をさらに広げながら、理想のキャリアを築いていく参考になれば幸いです。

美容師がスキルアップできる技術8選

美容師がスキルアップするために学ぶべきスキルは?キャリアアップにオススメの資格も紹介

プロの美容師に求められるスキルにはさまざまなものがあります。

カットやカラーの技術である施術スキル、お客様に気持ちよく過ごしていただくための接客スキル、お客様の希望を正確に聞き取るカウンセリングスキル…などです。

ここでは以下の8つのスキルについて紹介します。

①施術スキル
②デザインスキル
③接客スキル
④カウンセリングスキル
⑤観察スキル
⑥トレンド把握スキル
⑦ビジネススキル
⑧向上心

①施術スキル

美容師は、ヘアスタイル、ヘアケアの専門家です。
ヘアカット、カラー、パーマ、縮毛矯正などの知識と、その施術スキルは美容師にとって欠かせないものです。

しかし、カット、カラー、パーマなど、そのどれかひとつをとっても、学ぶべき知識や技術は非常に多く、また、どんどんと進化しています。

技術の進化に遅れずついていき、施術スキルを磨くことが求められます。

②デザインスキル

お客様の頭の形や髪質を考え、ヘアスタイルデザインを思い描くことのできるデザインスキルも大切なスキルのひとつです。

多くの場合、お客様は自分の「頭の形」や「髪質」までは把握せずに髪型のオーダーをされます。

そのオーダーを受けて美容師は、「そのお客様の理想を叶えるためには、どのようなデザインがいいか」を総合的に考えていく必要があります。

③接客スキル

集客力を高めたり、リピーターを増やしたりするためには、高い接客スキルが必要です。

いくら技術が優れていても、美容室で過ごす時間が心地よくなければお客様は離れていってしまいます。

それぞれのお客様に合う話題を提供できるか、お客様の信頼を得ることができる専門知識を持っているか、心地よい距離感を保てるか、などが接客スキルの核となります。

④カウンセリングスキル

美容室に来られるお客様の中には「自分に似合う髪型がわからない」「美容師さんと相談しながら髪型を決めたい」という方も多くいます。

そのとき、特に必要になるのがこのカウンセリングスキルです。

「そのお客様がどのような髪型が好きか」「どのようなヘアトラブルに悩まされているか」といったことを的確に聞き取り、一緒に相談しながら理想のヘアスタイルを見つけ出すお手伝いをすることができれば、高いカウンセリングスキルを備えていると言えるでしょう。

⑤観察スキル

お客様の理想のヘアスタイルを考えていくためには、そのお客様の好みを把握することが大切になります。

お客様が来店されたその瞬間から、ファッションスタイル、身につけている小物、所作や話し方を観察し、お客様の好みを見極めていきましょう。

そうすることで、お客様の好みを押さえた提案ができるようになり、満足してもらえるような接客、施術ができるようになるでしょう。

この観察スキルは、「施術スキル」「接客スキル」「カウンセリングスキル」「デザインスキル」とも密接に関係しています。

⑥トレンド把握スキル

美容室に通われるお客様の中には、流行・トレンドに敏感な方が多くいます。

最新のトレンドを把握することで、流行のヘアスタイル、新しいカットやカラー技術に遅れずついていくことができ、そういったお客様に満足してもらうことができるでしょう。

また、新しいトレンドや技術に詳しくなるということは、美容師としての幅がより広がるということも意味します。

長く活躍する美容師となるためにも、トレンド把握スキルは重要なものだと言えるでしょう。

⑦ビジネススキル

美容師がスキルアップするために学ぶべきスキルは?キャリアアップにオススメの資格も紹介

美容師として経験を積んでいくと、「トップスタイリストや店長になる」「独立を検討する」というキャリアステップに進んでいきます。

その段階になると、店舗の経営や運営方針にも携わることが多いでしょう。
そこで必要になってくるのがこのビジネススキルです。

ビジネスとして美容室を運営していくためには、経理やマーケティング、集客戦略、ブランディングなども考えていく必要があります。

⑧向上心

どの仕事でもそうですが、現状に留まっているだけでは、キャリアアップや昇進、独立には繋がっていきません。

「自分に足りないスキルは何か」「自分が得意とするスキル、さらに伸ばしていきたいスキルは何か」「どうすれば、そのスキルが伸ばせるか」といったことを考え、実行する向上心がある人は、理想とするキャリアステップに邁進していくことができるでしょう。

美容師がスキルアップしていく方法6つ

美容師がスキルアップするために学ぶべきスキルは?キャリアアップにオススメの資格も紹介

美容師が、上記で解説したような技術を高め、スキルアップしていくための方法を6つ紹介します。

①日々の練習
②研修・講習・セミナー
③本や雑誌での学習
④動画やSNSでの学習
⑤資格を取得する
⑥他の店舗を経験する

①日々の練習

美容師として長く活躍するためには、土台となる「施術スキル」「接客スキル」を磨くことが大切です。

毎日の仕事の後に、その日の施術を振り返り、「どうすれば次回もっと良くなるか」を考えることが大切です。

振り返りと反省を行い、必要であればカットやカラーの自主練もして、土台となる技術をスキルアップしていきましょう。

日頃の努力が、美容師としての高いスキルに繋がります。

②研修・講習・セミナー

美容師としてスキルアップしていくためには「他の美容師から学ぶ」ということも大切です。

有名な美容師や、自分が目標としている美容師の研修・講習・セミナーなどに積極的に参加し、カット、カラー、パーマの技術や、ヘアスタイリングの技術を学びましょう。

自分だけでは限界があることも、人に教えてもらうことでスキルアップしていくことができます。

③本や雑誌での学習

場所や費用の問題などで、研修や講習、セミナーに足を運ぶのが難しい場合、本や雑誌での学習も効果的です。

著名な美容師やサロン経営者の文章には、その人の努力や工夫の蓄積が記載されています。

研修や講習、セミナーで聞くのとは少し違いますが、本や雑誌で学習することで、先輩の知識や知恵、経験を自分の参考にすることができます。

④動画やSNSでの学習

美容師は、動画やSNSと比較的相性のよい仕事です。
最近の有名な美容師やサロンの多くが、ネット上に動画を投稿しています。

そういったネット上の動画は、無料で見られるものも多いので、あまりコストをかけずに学ぶことができます。

また動画であれば、髪の扱い方やヘアセットの仕方など、細かいところまでよくわかるので、特に施術スキルのスキルアップには向いているでしょう。

⑤資格を取得する

美容師がスキルアップするために学ぶべきスキルは?キャリアアップにオススメの資格も紹介

美容師として経験を積み、スタイリストとしての基本的なスキルを獲得したら、仕事の役にたつ資格の取得を検討するのもよいでしょう。

自分が得意なスキルに関する資格を取ることで、スキルアップとともに、「カラーに強い人」「ヘアケアに強い人」「メイクアップもできる人」など、自分のブランディングをしていくこともできます。

資格についてはのちほど詳しく紹介します。
よければ、「自分に何の資格が向いているか」の参考にしてみてください。

⑥他の店舗を経験する

「今自分がいるサロンでは、これ以上のスキルアップは難しい」と感じる場合は、自分が高めたいスキルに強い店舗に転職し、そこでスキルアップするのもよい方法です。

「トレンドに強いサロン」「カラーに特化したサロン」「ヘアケアに特化したサロン」など、自分が向いていそうな店舗をしっかりと見極め、他店舗での経験を積んでみましょう。

美容師のスキルアップにオススメの資格8個

美容師がスキルアップするために学ぶべきスキルは?キャリアアップにオススメの資格も紹介

美容師のスキルアップに役立つ資格の例として、以下8個の資格について紹介します。

①管理美容師
②ヘアケアマイスター
③毛髪診断士®
④ヘアカラリスト
⑤色彩検定
⑥色彩技能パーソナルカラー検定
⑦日本メイクアップ技術検定
⑧着付け技能検定

①管理美容師

管理美容師とは、美容師が2人以上いるサロンには、必ず1人はいないといけない美容師の資格です。

将来、独立開業や店舗経営を目指す美容師にとって、欠かせない資格といえます。

参考:管理理容師・管理美容師の概要

②ヘアケアマイスター

ヘアケアマイスターとは、ヘアケアの知識に優れており、お客様の毛髪診断を行い、適切な処置やアドバイスができることを示す資格です。

参考:ヘアケアマイスターについて

③毛髪診断士®

毛髪診断士とは、内閣府に認定された資格のひとつで、毛髪や皮膚に関する正しい知識を持ち、適切なヘアケアの仕方をアドバイスできる資格です。

参考:毛髪診断士®

④ヘアカラリスト

ヘアカラリストとは、専門的なヘアカラーの知識や技術を保持していることを示す資格です。
シングルスターからファイブスターまで、5段階のヘアカラー技能試験が設けられています。

参考:ヘアカラリストの協会認定キャリア

⑤色彩検定

色彩検定は、「色」に関する幅広い知識や技能を問う検定試験です。
色選びや色の組み合わせに詳しくなることができます。

参考:色彩検定

⑥色彩技能パーソナルカラー検定®︎

色彩技能パーソナルカラー検定®︎とは、色の基礎知識や色を見分ける技能を身につけ、お客様に合ったカラーの提案ができるようになる検定試験です。

参考:色彩技能パーソナルカラー検定®︎

⑦日本メイクアップ技術検定試験

日本メイクアップ技術検定試験とは、スキンケア、ベースメイクアップ、チーク・ハイライト・ローライトといったメイクアップに関する専門知識を持つことを示す検定試験です。

参考:日本メイクアップ技術検定試験

⑧着付け技能検定

着付け技能検定とは、着物の正しい知識や名称、着付けの技術などについて習得することができる技能検定試験です。

参考:技能検定情報

美容師スキルを活かして働ける仕事8つ

美容師がスキルアップするために学ぶべきスキルは?キャリアアップにオススメの資格も紹介

美容師としてのスキルを活かして働くことができる仕事にはどのようなものがあるのでしょうか。

ここでは、美容師スキルを活かせる仕事を8つお伝えします。

①他の美容室
②アイリスト
③訪問美容師
④フリーランス
⑤ネイリスト、エステティシャン
⑥美容メーカー
⑦ブライダル
⑧アパレル

①他の美容室

もっとも直接的に美容師の経験を活かせるのは、やはり美容室です。

「今働いている美容室の労働環境が良くない」「教育体制が整っていない」などの理由で退職を考えている場合は、より良い条件の美容室を探してみましょう。

②アイリスト

美容師の資格が活かせる転職先のひとつに、アイリストがあります。

なぜなら、アイリストは現在、美容師免許が必須の職業となっているからです。

美容師の仕事とも共通する「お客様の希望に合うデザインを考えて、実現したい」という思いを持っている方であれば、アイリストは有力な選択肢のひとつとなるでしょう。

③訪問美容師

美容師には「美容室で働く」という選択肢の他に「訪問美容で働く」という選択肢もあります。

訪問美容とは、高齢や病気などで自力で外出が難しい方の自宅・施設に訪問してカット・カラーなどを行うお仕事です。

美容室での仕事と違い、予約の入っている時間にお客様の自宅や施設を訪問し、施術する働き方になります。なので、美容室で働くよりも拘束時間は少ない働き方といえるでしょう。

また、お客様に高齢の方が多いので、その点でも通常の美容室業務との違いがあります。

「上記のような条件が自分に合いそうだ」と思う方はぜひ、訪問美容師を選択肢のひとつにしてみてください。

訪問美容師についてさらに詳しくは、以下の記事に記載されています。

<関連記事>
知っておきたい訪問美容師のメリット・デメリット| 収入の話や活動の始め方も解説

訪問美容師の給料はどのくらい?サロンワークとの比較や給料アップの方法も

アシスタントからでも訪問美容師になれる?具体的な方法・訪問美容の始め方を解説

④フリーランス

近年、フリーランスで働く美容師も増えてきています。

「労働時間を自分で設定したい」「自分がやりたい仕事に注力したい」といった思いを持つ方であれば、フリーランス美容師が向いているかもしれません。

ただし、フリーランスになることは「お店を持たない独立」を意味します。

美容師としてのスキルや経験が浅い状態でフリーランスになると、お客様の獲得に苦戦してしまうでしょう。

フリーランスの美容師を目指す方は、美容師としての経験やスキルを磨くとともに、Instagramなどで自分のブランディングをしておくことをオススメします。

フリーランスの集客方法には他にも、以下のようなものがあります。

・お客様につないでもらう、紹介してもらう
・モデルハント
・ポスティング・チラシ配布
・ブログやホームページで発信
・予約アプリ

これらの集客方法については、以下記事に詳細が載っていますので、フリーランス美容師に興味がある方はぜひご覧ください。

フリーランス美容師の集客方法7つ|成功するために押さえたいポイント

⑤ネイリスト、エステティシャン

サービスを提供して、お客様に喜んでもらう仕事として、ネイリストやエステティシャンも挙げられます。

ネイリストの場合、美容師としての美的センスやデザインセンスを活かして働くことが可能です。

また、エステティシャンの場合、美容師とは少し方向性が違いますが、エステというサービスを通して「お客様に綺麗になってもらう」「お客様に喜んでもらう」ことができるでしょう。

どちらも国家資格などは必要ありません。
入社後の研修や民間資格の取得などでキャリアアップをしていくことができます。

⑥美容メーカー

美容商品の開発や製造、営業、販売などを行う美容メーカーも、転職先として考えられる職業のひとつです。

美容師としてさまざまな美容商品を使っていた経験や、お客様のカウンセリングをしてきた経験が活かせるでしょう。

⑦ブライダル

ブライダルも、美容師のスキルや経験を活かして働ける業界のひとつです。

結婚式場では、ブライダル美容師がヘアアレンジ、メイクなどを行います。

ヘアアレンジでは美容師の経験やスキルをそのまま使えるでしょうし、メイクも「お客様を綺麗にする」という点では美容師の仕事に似た目的を持っているといえるでしょう。

⑧アパレル

アパレル業界では、美容師としての美的センスやおしゃれに対する感度の高さが活かせるでしょう。

特に、アパレル業界はトレンドを追う力が求められるので、美容業界のトレンドに強い方は向いている可能性が高いです。

また、アパレル業界は、接客スタッフだけでなく、スタイリスト、バイヤー、デザイナーなどさまざまな職種があるので、幅広い選択肢の中からキャリアを選び取っていくことができます。

まとめ

ここまで、「美容師がスキルアップできる技術」「スキルアップしていく方法」「スキルを活かして働く方法」について解説しました。

ここで紹介した情報が、あなたが美容師としてスキルアップして、理想のキャリアを追求していくための参考となれば幸いです。

また、本コラムで紹介した「訪問美容」について、当サイト「GOCHOKI」では訪問美容師になりたい方に役立つ内容の記事を多数掲載しています。

訪問美容に興味がある美容師さんは、ぜひ参考にしてください。

→ 訪問美容「GOCHOKI」のお役立ちコラム