美容室がどうしても苦手!克服するための工夫、美容室の選び方、苦手に感じる理由

あなたは、美容室にどのような印象をお持ちでしょうか。
「初対面の美容師さんと、長時間話さないといけないのが苦手…」
「自分の髪型について、鏡を見ながら相談するのが恥ずかしい…」
上記のような理由から美容室に行くのを苦手に感じている方も少なくありません。
ここでは、美容室への苦手意識を改善するための工夫や、苦手と感じにくい美容室の選び方をお伝えします。
美容室を苦手に感じる理由4選

美容室を苦手に感じる理由はいくつか考えられます。
ここでは、考えられる理由を4つあげますので、あなたがどれに当てはまりそうか、確認してみてください。
苦手を克服する方法については「美容室に対する苦手を克服するための工夫5つ」で後述します。
①外見や服装に自信がない
「美容室はオシャレな人が行くもの」というイメージから、「自分が美容室に行ってもいいのだろうか」「美容室に着ていく服がない」など、美容室に行くことに対する苦手意識を感じている方も少なくありません。
②昔、美容室でイヤな思いをしたことがある
過去に美容室に行ったときの「会話が続かず、気まずい思いをした」「聞かれたくないことをたくさん聞かれてイヤな気持ちになった」「思っていた髪型にしてもらえなかった」などの経験から、美容室という場所全体に対するイメージが悪くなっている場合もあるでしょう。
③話しかけられること、会話が苦手
「美容室に行く=美容師さんと長時間会話しないといけない」と感じ、美容室に行くことから足が遠のいている方もいます。
美容師にもいろいろな人がいて、施術に必要なことだけを話す美容師もいれば、たくさん話しかけてくる美容師もいます。
過去に、たくさん話す美容師に担当してもらった場合、苦手に感じたことがあるかもしれません。
④明るく開放的な雰囲気が落ち着かない
街中で見かける美容室の多くが、ガラス張りなどの開放的で明るい店内を持ち、多くの人の目に触れる外観をしています。
そのため、少し気後れしてしまうような、人目を引く雰囲気を感じたことがあるかもしれません。
奥まったところにある美容室や個室対応の美容室など、それ以外の美容室もあるのですが、よく見かける美容室には開放的なところが多いといえます。
それゆえ、美容室に対して、そういった開放的なイメージを持ち、苦手意識を持っている方も多いかもしれません。
美容室に対する苦手を克服するための工夫5つ

それでは本題である、美容室への苦手意識を克服していくための工夫を5つお伝えします。
①リラックスできる服装で行く
「オシャレな美容室に行くのであれば、それ相応の服装で行かないといけないのでは」と思っている方もいるかもしれません。
ですが実際のところ、オシャレな服装である必要はまったくありません。
オシャレ着ではないTシャツやジーパン、スウェットなどで美容室に来るお客さんもたくさんいます。
おしゃれさよりも、あなたがリラックスできる服装でいることが大切です。
そうすれば、出かける準備が億劫にならず、美容室でも過度に緊張せずに済みます。
座っていて緊張しすぎたり、リラックスできなくなるような服は避けておきましょう。
もしそれでも不安であれば、友人や家族に一度服装を確認してもらうのもよいでしょう。
②予約時・施術前に、施術中は静かに過ごしたいと伝える
美容室に電話・メールで予約する際、「静かに過ごしたい」「会話は苦手」などを伝えることで、たくさん話しかけられる可能性を下げることができます。
また、最近は最初に記入するカウンセリング用紙に「会話なし希望」の欄を用意する美容室なども増えています。
実は美容師も「お客様と関係性を築くために話しかけないと!」と頑張っていることも少なくありません。
あなたにとって心地よい接客が「静かに過ごすこと」だと事前に分かっていれば、そのように対応してくれる可能性はかなり高まります。
③本を持っていく
本を持っていき施術中に読むのも、会話の量を調整する手段のひとつです。
本を読んでいると「このお客様はいま本を読んでいるから、積極的には話しかけないほうがいいな」と美容師側にも意図が伝わりやすくなります。
また、読書に集中することで、周りがあまり気にならなくなる、といった効果も期待できます、
ただ、「何の本を読んでいるんですか?」と聞かれる可能性はあるので、上でお伝えした「予約時に「静かに過ごしたい」と伝える」と併用した方が安心です。
④美容室に行く前にトイレを済ませておく
カットやカラーの施術中には、トイレに行けるタイミングと行けないタイミングがあります。
緊張していると、急にトイレに行きたくなることもあるので、事前に済ませておくと安心です。
また、事前に済ませておくことで、発生する会話の量を最小限にすることができるでしょう。
⑤髪型のイメージ画像を用意しておく
当然ではありますが、美容室で避けて通れないのが「髪型の希望を伝える」ことです。
この時には「どんな髪型にしたいか」を美容師と話さなくてはいけません。
ですが、この時の会話を最小限にする手段として「事前に髪型のイメージ画像をスマホなどに保存しておく」という対処法があります。
言葉でイメージを伝えるのではなく、「こんな感じにしたい」と複数枚の写真を見せることで、美容師との会話を最小限にすることができます。
また、髪型のイメージを画像ではっきり伝えることで、あなたが求めている髪型にしてもらえる可能性がかなり高くなります。
これまでに「思っていた髪型にしてもらえなかった」という経験のある方は、ぜひ髪型のイメージ画像を用意しておきましょう。
美容室が苦手な人のための美容室の選び方、5つのポイント

最後に、美容室が苦手な人に伝えたい「美容室を選ぶときのポイント5つ」をお伝えします。
①口コミをチェックする
美容師との会話や接客に苦手意識がある場合、美容室の口コミを事前によくチェックしておきましょう。
「接客が丁寧だった」「美容師さんが優しかった」「適度に放っておいてくれた」など、口コミをヒントに、あなたにとって苦手要素の少ない美容室を選んでいくことができます。
②メニューや料金、施術の流れをチェックする
美容室で不安に感じることとして「いったいいくらになるのだろうか」「いつまでかかるのだろうか」といったことがありますよね。
こういった不安を解消しておくために、事前にホームページで「料金がいくらになりそうか」「施術の流れはどのような感じか」が分かる美容室を選びましょう。
③美容室の雰囲気をチェック
ホームページやインスタグラムなどの投稿から、その美容室の雰囲気をチェックしてみましょう。
そうすることで「雰囲気が明るすぎないか」「投稿の文面は優しそうか」など、自分の希望に合う美容室を探すことができます。
④個室や仕切りのあるプライベートサロンをチェック
もし、人が多いことや人の視線があることが苦手なら、個室や仕切りのある美容室を探してみましょう。
個室や仕切りのあるプライベートサロンであれば、周囲の騒音や視線もなく、リラックスして施術を受けることができるでしょう。
⑤家まで訪問してくれる訪問美容をチェック

もし怪我や障害、病気などで美容室に行くことが難しい場合、「訪問美容」という選択肢があります。
訪問美容とは、国家資格を持つプロの美容師が自宅まで出張してヘアカットをしてくれるサービスです。
ふつう髪を切るときは、美容室や理容室に行ってサービスをしてもらいます。
しかし、介護や障害、病気などで美容室や理容室に行くことが難しい人もいらっしゃいます。そのような人たちに向けて、自宅や施設でヘアカットを行う訪問美容というサービスが行われています。
利用者としては、ご高齢の方、障害や病気をお持ちの方、怪我で美容院に行けない方、妊娠子育て中のママさんなどがいらっしゃいます。
訪問美容の利用条件は「疾病などの理由(病気、骨折、認知症など)で、理容所・美容所に来ることができない場合」とされています。
ですので、外出が難しい方の多くは、訪問美容サービスを利用できます。
訪問美容についてさらに詳しく知りたい方は、以下のコラムをぜひご覧ください。
参考:
障害者で美容室に通いづらい方へ│訪問美容をおすすめする4つの理由
まとめ
ここまで、美容室を苦手に感じる理由や、美容室への苦手意識を改善するための工夫、苦手と感じにくい美容室の選び方をお伝えしてきました。
美容室が苦手な方にも、さまざまな背景があると思います。
あなたの苦手に対処するために、この記事で紹介した対処法がひとつでもお役に立てば幸いです。
当サイト「GOCHOKI」では、「美容室が苦手な人のための美容室の選び方」で紹介した「訪問美容」に関する内容の記事を多数掲載しています。
訪問美容に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。