病院での散髪はどうしたらいい?入院している家族の散髪5つの方法と注意点
親や家族が長期入院している時に困ることのひとつに、散髪があります。
入院期間中は、なかなか頻繁に散髪できないものですが、たまにでも散髪できると本人の気分転換やリフレッシュに繋がります。
ここでは「どうすれば病院で散髪できるか」と「病院で散髪する方法5つ」をお伝えします。
Contents
病院で散髪するには?まずは医療スタッフに確認
病院で散髪してもらいたいときは、入院している病院の看護師や医師といった病院スタッフにまず確認を取りましょう。
病院によって、入院している個室での散髪がOKかどうかは異なります。
病室で散髪ができる場合、病院内にヘアサロンがある場合、病院指定の美容室がある場合と、入院している医療機関によって対応が異なります。
これから紹介する「病院で散髪する方法5つ」の中にも、病院によっては許可されているものと許可されていないものがあります。
まずは入院されている病院のスタッフに確認を取ってみましょう。
そして、病院に許可されている方法の中から、入院している親や家族が希望する散髪方法を選ぶようにしましょう。
病院で散髪する方法5つ
病院で散髪する方法には以下の5つがあります。
①院内のヘアサロンを利用する
②訪問美容を利用する
③送迎サービスを利用する
④家族が散髪する、セルフカットする
⑤看護師さんに依頼する
あなたの親や家族が入院している病院はどの方法を許可しているか、病院スタッフに聞いて確認してみましょう。
①院内のヘアサロンを利用する
病院によっては、院内にヘアサロンや理髪店があります。
そのような病院の場合、院内のヘアサロンの利用を薦められるでしょう。
病院内のヘアサロンは「店内で散髪を受ける形式」の他に「病棟まで来て散髪してくれる形式」を提供していることがあります。
もし入院している方の歩行や移動に困難がある場合、病棟に来て散髪してくれるサービスをお願いすることができます。
散髪代については、通常のヘアサロンと同様、入院費とは別に支払う必要があります。
院内のヘアサロンのメリットは「病院の外に出ることなく、患者さんに慣れたプロの理美容師が散髪してくれる」ことです。
入院中の患者さんをたくさん散髪してきているため、入院中にオススメの髪型や、髪の手入れの仕方などのアドバイスもしてくれるでしょう。
反対に注意点として「営業時間が通常のヘアサロンよりも短い」「美容サービスの種類が少ない」といったことが挙げられるでしょう。
一般のヘアサロンとは違い、入院中の散髪に特化しているため、普段行っていたヘアサロンとは少し施術の雰囲気が異なるかもしれません。
②訪問美容を利用する
病棟にプロの美容師を呼ぶ方法のひとつに「訪問美容」があります。
訪問美容とは、プロの美容師が病院や施設に出張し、散髪をしてくれるサービスです。
訪問美容師は介護や障害に対する知識を持っている人も多いので、安心して散髪を任せることができます。
病院や施設での施術を行う訪問美容ですが、通常のヘアサロンと同じくらいたくさんの美容サービスを提供しています。
カラーやパーマなど、オシャレな髪型にするための施術も行ってくれるので、入院中も自分の気に入ったスタイルで過ごすことができます。
注意点として、外部から人が入ることを制限している病院だと、訪問美容の利用ができないケースもあります。
利用できるかどうかを確かめるために、病院スタッフに事前に確認を取っておきましょう。
③送迎サービスを利用する
病院のルールで病室に美容師を呼ぶことができない場合は、病院からヘアサロンまで送迎してくれるサービスを検討してみましょう。
外出許可をもらえる状態であれば、病院外での散髪の許可をもらえるはずです。
送迎サービスを利用するためには、送迎を行っているヘアサロンを探す必要があります。
近隣のヘアサロンが送迎サービスを行っていないかネットや電話で調べてみましょう。
また、「近くで送迎を行っているサロンがないか」を病院スタッフに聞いてみるのもよいでしょう。
その病院に勤めて長い人であれば、病院近くの情報について詳しいかもしれません。
送迎のある美容室の探し方については「送迎のある美容室の探し方|家を訪問してくれる「訪問美容」も解説」も参考にしてみてください。
もし送迎サービスを行っているヘアサロンが見つけられなければ、介護タクシーを使ってヘアサロンまで行くという方法もあります。
入院している方が要介護の状態でない場合、保険適用がないため費用が高くなってしまいますが、ヘアサロンまで行く移動手段として利用することができます。
送迎サービスを使ってヘアサロンに行くことのメリットは、一般のヘアサロンの充実した美容サービスが受けられることです。
オシャレに気を使っている方ほど、一般的なヘアサロンでの散髪は、良い気分転換になるでしょう。
④家族が散髪する、セルフカットする
前髪を切る、長さを整えるといったちょっとした散髪であれば、家族や自分で散髪することもできるでしょう。
家族や本人が散髪をするメリットとして、何よりも「費用が安くすむ」ことが挙げられます。
しかし、病室でのセルフカットを病院が許可しているかどうかは病院によります。
「病室で家族や本人が髪を切ってもよいか」を事前に医師や看護師に確認しましょう。
許可を取る前に自己判断で散髪をしないよう、気をつけてください。
⑤看護師さんに依頼する
入院している方が身体を動かすことが難しい場合、医療行為の一環として看護師が散髪を引き受けてくれるケースがあります。
その場合、看護師はプロの理美容師ではないので、オシャレのための散髪ではなく衛生状態を保つための散髪となります。
そのため、プロの美容師さんのような仕上がりを期待することは難しいでしょう。
ですが、プロの理美容師による散髪ではなくても、身体拭きなどの介助とともに散髪をしてもらうことで、身体を清潔にしてリフレッシュすることができます。
散髪は看護師の本来の業務ではないため断られることもありますが、入院している方の状態が重く、家族が散髪するなどの他の方法が難しい場合には打診してみるとよいでしょう。
まとめ
ここまで、病院で散髪をする方法を5つ紹介しました。
病院での入院生活を送っていると、毎日の変化の少なさに気持ちが落ち込んでしまうことがあります。
そんな時、院内のヘアサロンや訪問美容、理美容室で散髪することで、入院している方のリフレッシュや気分転換になるでしょう。
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訪問美容に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。